教育・保育の方針
乳幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う大切な時期です。
認定こども園では、家庭や、地域社会との連携を深め、養護のゆきとどいた環境と、くつろいだ雰囲気で、さまざまな欲求を適切に満たしながら、生命の保持と情緒の安定をはかるよう努めます。
教育・保育の目標
◆乳幼児保育(0歳~2歳)
乳幼児期は、心身の発達が特に著しく、生活の基礎が形成される大切な時期です。一人一人の発達を考慮しながら、生活環境を整え、養護を重視した保育を行ないます。
・保健と養護のゆきとどいた環境の中で、自主、自立の芽生えを大切にし、次第に基本的な生活習慣を身につける。
・保育教諭など、人との信頼関係の中で、友だちとのつながりを広げ、友だちと関わって遊ぶことの楽しさを味わうようにする。
・身の回りのいろいろなものに対する関心を大切にし、その発達を促す。
保育士、保育教諭や物などを仲立ちとしてまわりの人や友だちとの言葉のやりとりを楽しむようにする。
・生活やあそびのなかで、歌ったり、音楽を聴いたりして、身体を動かすことを楽しむようにする。
◆幼児教育(3歳~就学前)
幼児一人一人の特性に応じ、幼児期にふさわしい教育を実践します。
環境を整えながら体験の幅を広げ、自己抑制と自らの積極性を養い、生きる力の基礎を培います。
健 康
・健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくりだす力を養う。
人間関係
・他の人々と親しみ、支えあって生活するために、自立心を育て、人とかかわる力を養う。
環 境
・周囲の様々な環境に好奇心や探究心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
言 語
・経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
表 現
・感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
食 育
・望ましい食習慣や食を通じた人間性の形成をめざし、食を営む力を養う。